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ネイマールにレッド!乱闘!二人の因縁とは? [サッカー]

コパ・アメリカ2015、1次リーグC組第2節ブラジルvsコロンビアが17日(日)に行われ、コロンビアが1-0で勝利した試合で、

ゲーム終了後、ブラジル代表FWエースのネイマールは苛立ちを抑えきれず、その日ネイマールをマンマークしていたコロンビア代表DFのスニガ目掛けてボールを蹴りこみ、それが狙い通りスニガの腰に命中。その後、両チームの選手が揉み合い乱闘騒ぎに発展した。

ネイマールと、コロンビア代表FWバッカにはレッドカードが提示されている。




この日、ネイマールは相手の激しいマークによって抑えられ、思うようにプレイができない。

前半にはハンドをとられ警告を受けたため、前節のペルー戦の警告と合わせて通算2枚目となり次節出場停止が決まるなど、苛立ちは溜まる一方であった。


相手DFへの暴言

ネイマールは、スニガのマンマークを受けていたが、度重なる厳しいチャージに苛立ち、試合中に暴言を吐いたようだ。

電話する仕草をして「あとで電話で謝罪しろよ!クソ野郎が(売春婦の息子が)!」と罵ったという。

これは昨年の件を皮肉っているのである
そう、スニガは昨年ネイマール謝罪の電話をしているからだ。


ブラジルW杯、準々決勝

まだ記憶に新しいのではないだろうか、昨年開催されたブラジルワールドカップの準々決勝で、ネイマールは相手選手からの強烈なタックル(膝蹴り)を背後から受け、腰椎を骨折するという大怪我をおった。

当然そのまま病院に運ばれ、それに対して審判に激しく抗議したブラジル代表の守備の要チアゴ・シウバは退場処分。

続く準決勝のドイツ戦では二人の中心選手を欠いたセレソンは1-7という歴史的大敗を喫してしまったのだ。

熱心なサッカーファンはもちろんのこと、そこまででもない方の記憶にも残っていると思う。

しかしその時ネイマールに膝蹴りをくらわせた選手の名前までは覚えていない方がいるのではないだろうか。

実はその選手こそが、今回ネイマールにボールを当てられたスニガなのである。


水に流そう

当時、スニガは「悪意や恨み、不注意はなく、ゲーム内での普通の状況であったと感じている」と、故意ではないことを強調したうえで「深く後悔している」「回復を祈っている」などと発言。ネイマールに謝罪の電話もいれている。

これに対し、ネイマールは彼を恨んではいないとし、さらに世界中で話題となったチャリティーキャンペーン「アイス・バケツ・チャレンジ」ではスニガを指名!
バケツの水とともに「もうあの件は水に流そう」と粋な男気をみせた。

スニガもそれを笑顔で受け、心配されていた二人の関係は、皆の感動とともに落ち着いた。

ようにみえた、、、。


再燃した二人の因縁

昨年のワールドカップ以後は、そういったお互いのメッセージや、コメントもあり、今大会前には和解を強調していたという。

しかし、サッカーの試合というのは、選手同士とても激しい接触を伴うスポーツだ。
それが世界のトッププレイヤー同士の接触となれば、我々見ている側からは想像もできないくらいの激しい衝撃である。

ネイマールはゲームの中で次第にヒートアップしていき、あの因縁を思い出してしまったのだろう。


プロとしての自覚

しかし彼らはプロサッカー選手である。
我々ファンはお金を払い、時間を費やしてサッカー観戦を楽しんでいるのだ。

当然、サッカーには接触プレイでの怪我はつきものであるし、我々は激しいガチンコ勝負が見たいのだ。しかし故意に悪質なチャージ(スニガの膝蹴りが悪質とは断定していないが)をしては絶対にいけないのだ。

そして今回のネイマールの行為はプロらしからぬ行為である。どんなに苛立っていようとも、世界中のファンの前であのような行為はしてはいけない。

互いにプロとしての自覚を持ち、ルールという範囲の中で戦ってほしい。

今後、時間をかけてでもいい、彼らが真の意味で和解することを切にねがっている。








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